ブレインダンプで自己分析をする

<要旨>

就活生でも社会人でも皆さんにとって、自己分析は人生においてとても重要な手段です。

その時がきたタイミングでやるのではなく、日常の習慣にすることで人生が劇的に好転するメリットがあると考えます。

それでは、どのようなメリットがあるのか具体的にみていきましょう。

 

<目次>

何を自己分析するのか?

自己分析するときは、おもむろに我流でやるのではなく、「自己分析を通じて何を自分は知りたいのか?」とまずOutputを最初に設定すべきです。
(そのためには、ある程度、自己分析をやったことのある人にやり方を聞くなり、自分で納得のいくOutputを考えてから始めるべきだと思います)

※就活・転職の自己分析であれば以下も参考にしてみてください
https://note.com/mamekanote/n/nd72dedbd48de

「なぜOutputを明確にすべきか」といいますと、自分なりにとりとめもなく自己分析を始めると、哲学を考えるように、終わりのない思考サイクルにハマってしまいます。

ここで想定されるOutputは、例えば「自分がワクワクすることだったり、やりがいを感じることは何か?」を通じて「好きなことを知る」といったことです。

 

強みと弱みを知る自己分析の関係性

自分の強みややりたいことだったり、ポジティブなことを考えるのであれば、メリットとして、自信とともに日々のやる気が溢れてくるなどいいことが多くあるのですが。

(もちろん、自己中心的に考えてしまうなどデメリットもあります)

一度、自分の弱みやできないことなど、ネガティブなことを考え始めると、
デメリットとして、行動を躊躇してしまったりネガティブな感情に囚われることなどが挙げられます。

 

自己分析をもう一段階深ぼる

今までの話から普通に考えると、
「自己分析は自分の強みややりたいことに目を向けるべき!」と思われるでしょう。

しかし、「EA ハーバード流 こころのマネジメント スーザン・デイビッド(著)/須川綾子(訳)」
では以下のように述べられています。

”自分の弱みに目を向ける自己分析こそが、あなたを成長させる”

以下の4つのプロセスが大事と述べられています。

“1.向き合う”
“2.距離をおく”
“3.理由を考えながら歩む”
“4.前進する”

ここからは、4つのプロセスを以下の書籍をもとに私なりに解釈してみました。「こころのライティング ジェームズ・W・ペネベーカー(著)/獅々見 照・獅々見 元太郎(訳)」

※必ずしもこの通りにやるのが正解ではありません。自分に合った方法を見つけてください。ただ、我流は遠ざけられると思います。

 

1.向き合う

皆さんがイメージする自己分析は、”1.向き合う”ですね。

これは絶対に、頭の中で考えてはいけません。なぜなら、考えが堂々巡りしてしまうからです。

しっかりと紙に書き出したりスマホに打ち込むなりして、言語化することが大事です。

1日20分ぐらいを目安に4日ほど続けましょう。

日々の習慣として、数分間の自己分析を
十分な休憩をとりながら数セット行うのが良いと思います。

 

2.距離をおく

自己分析で”1.向き合った”後には、自己分析から“2.距離をおき”日常の生活に戻りましょう。

ここで、しっかりと距離をおくためには、”意識しない”のではなく、他のことに熱中します。
(”意識しない”と意識すればするほどその考えが頭の中を巡っていくといわれています)

自分が考えていたことは全て、紙やスマホに出し切ったと考えて、後は、他のことを考えましょう* *ブレインダンプの手法です

 

3.理由を考えながら歩む

“3.理由を考えながら歩む”では、1週間に1回や1ヶ月に1回など自分の考えを振り返ります。

これは、書き出した紙や、スマホに入力したメモをふと忘れたときに見返してみるのです。

ここで、新たな気づきや発見があれば自分が成長している証拠です。

日々の自己分析を通じて、世の中やものへの見方が変わっていることもあります。このプロセスであなたの思考力は格段に伸びます。

 

4.前進する

“4.前進する”では、自分自身を大らかに受け入れて成長に向けて進んでいきます。

あなた自身を決めるのは、他でもないあなた自身です。
他の誰にもあなたのことを邪魔をさせないようにしましょう。

常に前向きでいるのは難しいですが、自分を振り返る習慣が強いあなたをつくります。

 

まとめ

話をまとめます。強みややりたいことを考える自己分析は、毎日でも良いので是非取り組んだ方がいいと思います。
(日々の振り返りやフィードバックの習慣でもいいかと思います)

一方、自分の成長に悩んでいたり、自分を変えたいなど、人生のあるタイミングでは、弱みやできないことに目を向ける自己分析をしてみてはいかがでしょうか?
(私自身の体験からも、きっと、自分の人生が変わるほどの成長ができるかと思います)

一方、我流で自己分析をすることは大変危険です。(理由は上記で述べている通りです。ポイントをまとめています)

是非、こちらのnoteだけでなくいろんな人の意見も参考にしてみてください。

自己分析とは、本来、価値観を知り、目標設定の参考にして、一人ひとりの人生を充実させていく手段です。既にやるべきことに一心不乱に取り組んでいる人にとっては、必要のないものだと個人的には思います。

しかし、考える力を鍛える手段や自身のメンタルを鍛える方法としても活用できるので、是非日々の習慣として検討してみてください。ポイントは書き出したり、スマホに打ち込むことです。

上記のポイントを意識することなくすぐに自己分析できる手段がアプリになっています。是非、機会があればお試しください。

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